フリーターに「若者自立塾」設置へ 厚労省

http://www.asahi.com/business/update/0613/005.html?2004

200万人を超えて増え続けるフリーターへの対策として、厚生労働省は合宿方式の「若者自立塾」を設置する方針を決めた。規則正しい共同生活をさせて、職業意識や生活規律、就職に役立つ専門技術などを身につけてもらおうというもの。企業へのアンケートで、若者の忍耐力や社会性に不満が強いとの結果も出ているが、束縛されることを嫌う傾向があるフリーターが、どれだけ参加してくれるのか未知数だ。

むしろ忍耐力や社会性の無い上司の我が儘にどれだけついていけるかのほうが問題な気も。使えない癖に年期だけ入った上司ほどやる気の無くなるものは無いですよね。
というか束縛されることを嫌う傾向も何も就職したいのに何処も取ってくれないって人が多いと思うのですが。技術はあるのに喋りが苦手で面接落とされまくっているなんていう人結構居ますし。
日記ちょうで書かれていたように、会話能力はこの先今以上に必要になっていくでしょうし、すでに技術だけじゃ厳しい世の中になってきていますが、人と接する機会が少ない人や元々内向的な人にとって、そう簡単にできることじゃ無いですし。
共同生活なんて学生時代にやってきていることですし、資格に関してもすでに一部の市町村役場や職業訓練学校のような「勉強しながら取れる」という形式の場がありますが、簡単に取れるというだけで糞の役にも立たないものが多かったりで、そんな世の中甘くねぇと言いたくなるような状態ですが、その辺りをもっと考えないと予算かけてまでやる意味が無い気がします。
しかし記事を読んでいると一時期流行ったヨットスクールなどの私塾みたいな感じですね。国の企画な分私塾にある「楽しみながら覚える」という重要な部分が省かれていそうですが。
対処に困った親がムリヤリぶちこんで余計悪化させるようなことが無ければ良いんですけどね。